(1)高脂血症とは?

 高脂血症とは血液中の脂質、つまりコレステロールや中性脂肪が多くなりすぎる病気のことです。これを放置すると、増えてしまった脂質が血管の内側に溜り動脈硬化を引き起こします。その結果、心筋梗塞や脳梗塞の引き金になる病気です。コレステロールの中でも、LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)が多いと動脈壁に貼り付き動脈が硬くなります。


(株)武田薬品工業「糖尿病と脳卒中」小冊子中の図を転写


 中性脂肪は、それだけでは動脈硬化の原因にはなりませんが、血液に増加するとHDLコレステロール(善玉)を減らしてしまい、対照的にLDLコレステロールを増やしてしまいます。高脂血症の方は2200万人以上いると云われていて、男性では30歳以上、女性では50歳以上の二人に一人は高脂血症だといわれています。


(2)高脂血症だと何がいけないのでしょう?

 癌を除いた日本人の死亡原因の2位、3位を占めているのは狭心症・心筋梗塞の心臓病と脳卒中です。どちらも元をただせば動脈硬化が引き金だと云われているのですから、当然動脈硬化の原因になる高脂血症は要注意なのです。また、動脈硬化により血流が悪くなることで、高血圧や腎臓病の原因にもなるのです。


(3)治療法は?

 治療の第一はやはり食事療法になるのです。中には、遺伝的にコレステロールが高い方(コレステロール血症)もいます。この場合はすぐに治療薬の服用が必要です。  





みやさか内科医院、東京都江東区豊洲塩浜の内科
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